私は週末に釣りに行くと必ずキャンプになります。日帰りでは帰りの行程のことを考えるとゆっくりできないので<1日目>往路、釣り、キャンプ、<2日目>釣り、復路といった感じで、3連休・4連休ともなれば2日目・3日目は100%釣りに使えます。
以前はよくキャンプ場を利用していましたが、キャンプブームで激増したマナーの悪いキャンパーにうんざりしてキャンプ場には行かなくなり河原で野営をするようになりました。それ以前にキャンプ場に行こうにも緊急事態宣言中は閉鎖されていましたが。
あちこちの河原に野営候補地があるのですが、既に先客がいると使用できません。そうなると別な野営地を探さなければならないのですが、日没間際に滑り込みでテントを張れるギリギリまで釣りをしているので暗くなってからではなかなか身動きが取りづらく、野営地を見つけられず車中泊になることが度々ありました。前置きが長くなりましたがここからやっと車中泊の話になります。
私のJB23Wジムニーはリアシートを撤去してラゲッジスペースをフラット化していますが助手席を倒してもフルフラットにはならないので、ザック、テント、タープや衣類等で凹部を埋めてなんとか平面を作って寝ていました。そんな車中泊が何度か続いたので、安定した寝床を確保できるようにパイプでベッドを作ることにしました。
「車中泊 ベッド 自作」などで検索してみると木材かイレクターパイプを使っている方が多いですね。キャンピングカーのように常設するなら木材でしっかりした物を組んでも良いのでしょうが、設営・撤収のしやすさを考えてイレクターパイプで制作することにしました。
余所様の作例を見ると助手席から後席荷室までパイプを組んで床下に収納スペースを設けるというケースが多いようです。
私の車のラゲッジスペースには2つの「アステージ NTボックス #22」を積んでおり、それぞれにウェーダーとウェーディングシューズを入れています。釣り車なのでこのコンテナは常に積んでいますから、それならばこのコンテナ自体をベッドにしてしまおうという算段です。これなら収納スペースを確保しつつ使用するパイプも約半分で済みます。
実車を採寸して必要になるイレクターパイプの長さやジョイントの種類を決めますが、車のフロアは平面ではないので全ての脚の長さが違ってきます。脚は短いと話にならないので長めに見積もっておき、実際に組みながらカットしていくことにしました。
上面部分は机上の計算どおりですが問題は脚の長さ。
脚に必要な長さを正確に測ろうにもフロアにはカーペットが敷いてあり体重が掛かれば沈み込むので正確な数字は出せませんが、床と接するパイプの末端部分には約30mmの調整幅があるアジャスターを着けるので正確に測れなくてもこのアジャスターを予め15mm出しておけば±15mmは調整できるはずです。
スマートフォンの水平器を使用してできるだけ正確になるようにしましたが、実際に駐車する場所が水平とも限らないのでそこまで神経質になることもないと思います。
実車上で仮組みして問題なければ接着していきますが、全て接着してしまっては収納時に邪魔になるのでなるべく少ない工程で設営・撤収ができて収納時にも嵩張らない程度にします。
写真の右上がシフトレバーの上あたりにきます。本当は4つ角に脚を付けたかったのですがこの部分はどうしても脚を着く場所がなかったのでパーキングブレーキ(サイドブレーキ)レバーのあたりに着地するようにしました。写真では適当な位置になっていますが、この右前脚兼左中間脚は前後可動なので実際はもっと前寄りになります。角を押さえていないとちょっと不安ですが、一晩寝るだけなので乗り降りの時だけ気を付ければ問題ないと思います。
左下の短い脚は計算が間違っており不要になったので外し、右上と同じL字のジョイントに変えました。この左後ろの角は左後席の内張りの小物入れに乗ります。クリップで留まっている内張りですが体重をかけても問題なさそうでした。
ジョイントの色が違うのは店頭に在庫がなかったから。
天板は必要なサイズの合板を一枚乗せてしまえば簡単なのですが、収納のことを考えて折りたたみ式スノコを作りました。
ホームセンターでカットしてもらった合板をナイロンテープで連結しています。これなら使わないときは床下収納に収まります。厚さ9mmは薄いかなと思いましたが痩せ形で軽いほうなので大丈夫そうです。僅かに「しなる」のがちょうど良い板バネになって寝心地良いかも。標準〜重めの人は12mm厚にしておいた方が無難だと思います。
スノコとイレクターパイプの横方向と脚パーツは床下収納に収まっています。
長い縦方向のパーツはここには入らないので前席と後席の間に置いてあります。
次は実際に車中泊をしてみます。
いつものキャンプ釣行時の荷物です。
左のザックの奥にはアステージ NTボックス #22が2段、右のザックの奥には17リットルのクーラー、その上にはボストンバッグと結構な積載量です。
釣った魚はキャッチアンドリリースだしキャンプでも料理はせずレトルト食品を使うのでクーラーは積んでるだけでほぼ使っていませんが、持っていて良かったということもあるにはあるので降ろせずにいます。こんなに荷物満載で車中泊できるんでしょうか。
縦方向のパイプに脚をつけて横方向のパイプで繋ぎます。
組むのは簡単なのですが、パーツを取り出すためには一旦荷物を降ろすか前席に移すかしなければ床下収納を開けられないというのが難点。キャンプができないときにやむなくという位置付けなので割り切っていますが、車中泊をメインにするなら仕舞い込まない方が良いと思います。
ベッドを組むためには外から助手席と荷室を行ったり来たりしなければならないので雨の日は当然濡れることになりますが、アウトドア好きならレインウェアを持っているでしょうから問題ないでしょう。雨でもテント泊をするのですから車中泊で多少濡れたからといってどうということはないはずです。ただし、シュラフなどダウン物だけは濡らさないように注意が必要です。
なぜNTボックスが裏返しなのかというと、フタの中央が柔らかく体重をかけると沈んでしまうからです。裏面は格子状のリブが入っているので強度があります。
クローズドセルマットレスを敷くと立派なベッドになりました。
もうひとつあったザックは助手席の座面に置いてありスノコをめくれば必要な物も取り出せます。
助手席の背もたれ部分にもまだ空間があるので荷物が増えても大丈夫そうです。減ることはあっても増やすことはないと思いますが。
出来上がったベッドにキャンプテーブルの天板を置いてその上で食事の用意をしますが運転席からは横向きになるので少し不便です。食べるときは前を向いているのでステアリングに引っ掛けて使うテーブルでも作ろうかと思っています。
ベッドの上で胡座をかいて座敷スタイルはどうかとも思いましたがやはり椅子の方が楽でした。
釣り竿にランタンをぶら下げると夜はこんな感じです。
ベッドに高さがあるので天井が低く、着替えたりするにはちょっと窮屈ですが一晩寝られればよく居住性は求めていないのでよしとしています。
釣りをしない人なら私より荷物が少ないはずなので天井も高くでき、一日中車内で過ごしても良いくらい広々とした空間を作れると思います。
前席側と荷室側の境界に違和感はありません。全長もグローブボックスからバックドアいっぱいまで採れているので頭側も足側も余裕があります。(身長170cm)
若干の懸念があったスノコの板厚も問題なく、予想どおり板バネとして働いてくれて寝心地もバッチリでした。
天井の低さも寝てしまえば関係なく、これだけ荷物があっても余裕の就寝スペースがとれて快適でした。
材料費はイレクターパイプ、ジョイント、接着剤、スノコの合板とカット料金、ナイロンテープ、ビス諸々で約8500円。工具代としてイレクターパイプのカッターが3300円。合計で約12000円でした。
後日、ダイソーのパイプカッター(400円)でも切れたという情報をみてショックを受けましたが、ハンドルが長い方が切りやすいさ!耐久性や替え刃だって…と自分を納得させることにします。作りたい物はたくさんあるので無駄にはならないと思います。
前回リアシートを撤去してラゲッジスペースが広くなりましたが、底面がデコボコで使い物になりません。
ここをフラットにして使い勝手を改善していきます。
底面をフラットにするだけならコンパネ(コンクリートパネル)を敷けば良いのですが、厄介なことに側面にはリアシートを止めていた突起があります。
これはリアシートを元に戻すことを考えると切ってしまう訳にはいきません。
考えた結果この突起を飲み込む高さまで床を上げ底にすることにしました。
せっかく広くしたのにただの上げ底にしたのでは元も子もないので、この空間は床下収納にします。
普段使わないけど積んでおかなければならないスコップ、スノーヘルパー(スタックラダー)、ブースターケーブル、非常停止板などの他、今後制作予定の分割式車中泊ベッドを収納します。
上記はどちらにしろ積載スペースを取るのですから邪魔な突起も隠せるこれが最適なのではないでしょうか。
床を枠で囲んでその上にコンパネを乗せる構造にしました。
ジャッキ収納スペースの前後で2分割にします。これは中間の補強も兼ねています。
この図に一番手前の枠がないのは角のR部分をどうしようか決めかねていたから。
作業しながら考えることにしました。
しっかりと採寸したメモを持ってホームセンターへ行きます。
小さいものはいいですが床板サイズにもなると絶対にまっすぐ切れないので、材料は店でカットしてもらいます。
写真は枠の材料。もう少し安い材料もありましたが水廻り等の湿気に対応できる集成材〜との説明があったので、湿気がたまりそうな床下の調湿を期待してこちらにしました。幅の100mmはそのまま床下の高さになります。
奥に写っている緑色の物がコンパネで商品名ドルフィンコート。国内製造・環境配慮型製品とのことで少しだけ高いけど(200円程度だったかな?)こちらを選びました。よく見かけるオレンジ色のも隣に積んでありましたがドルフィンコートの方が断然減っていました。個人使用なので1枚2枚の世界ですが、環境配慮型製品の方を選ぶ人が多くてうれしくなりました。本来の目的で大量に使う建築現場の方ではどれくらい使われているのでしょうか。
木材の他には金具類と木ねじ、コンパネの表面に貼るシート、両面テープを購入しました。
大きい方はホームセンターでカットしてもらったまま使いますが、小さい方は車両後部の形に合わせて角を丸めます。
純正カーペットをあてがってトレースした線を目安にして多角形にカットし、残った角をヤスリで整えました。ジグソーがあれば一発なのですが。
ラゲッジスペースに置いてみるとちょっとずれている。まぁ許容範囲か。床板はひとまずここまでにして続きは枠を組んだ後にします。
材料は店でカットしてもらっているので組むだけなのですが、側面の突起を逃がす穴だけは自分で開けなければなりません。現物に合わせて印を付け電動ドリルで10mmの穴を開けました。穴じゃなく切れ目を入れてしてしまっても良いのかもしれません。
ハンマーで打ちこまなければ入らないほどピッタリでした。微動だにしません。
反対側も同様にして縦方向は完成。元々付いていたナットで締めておきました。
横方向はL字金具で繋ぎました。
後回しにしていた手前の部分は曲げ木でもないと綺麗なRにはできそうもないのでジャストフィットは諦めて斜めにすることにしました。
この部分は材料を買っておらず、以前別な物に使用した余りなので色が違います。
斜めにカットするのが難しかったですがどうにか出来ました。ここは金具は使わずビスで留めました。
床下収納スペースが出来上がりました。
地金の塗装が剥げると錆が出そうなのでとりあえず適当な物を敷いていますが、断熱シートを敷くと車中泊の時に良いかもと思っています。
2分割にした床板は蝶番で繋ぎますが、フルフラットにしたいので埋め込みました。ノミがないのでカッターを使ったため時間がかかった上に仕上がりも雑です。上からシートを貼ると見えなくなるのでヨシとします。
ジグソーのときもそうですが道具って大事だなと思いました。
緑色のままでは見た目が悪いので滑り止めも兼ねて遮音シートを両面テープで貼りました。
特に遮音性能を求めた訳ではありませんが、他の売り場を物色してみてカーペットは掃除しづらい、ゴムは臭い、透明ビニールのテーブルクロスは緑が透けるので意味がない、合皮や木目調は偽物だから嫌だ、で遮音シートになりました。これは塩ビ樹脂で臭いはありません。値段も50円/10cmと最も安く、幅94cmのロールを長さ90cmに切ってもらって450円でした。
いままで適当に置いていたスコップや牽引ロープなどを床下に目隠し収納してスッキリ広々しました。100mm上げ底にした状態で天井までの高さ890mmですが、上にはロッドホルダーがあるので使えるのは実質790mmです。
床下収納を組んだ状態ではリアの内張を外せなくなりました。
リアルームランプや荷掛フック、リアスピーカーの設置など、内張を外す必要のある作業をするためには床下の枠をバラさなければなりません。木材をビス留めしているので何度も脱着するとネジ穴がバカになりそうです。その点では鬼目ナットを使っておけば良かったと思いました。
リアルームランプと荷掛フックはそのうち付けようと思っていましたが、こうなってしまっては面倒なのでもうやらないことになりそうです。
すべて税込み。
木材:5885円
カット料金:385円
金具とビス:748円
両面テープ:1130円
静音シート:495円
合計:9254円
出来上がったものには満足していますが1万円もかかっちゃったかーという印象です。
常時折りたたんでいるリアシートは数年前に職場の同僚を駅まで送ったときに一度だけ使いました。
これほど使わないのならもうなくても良いでしょう。釣りやキャンプで荷物が多く手狭になっていたので2人乗りと割り切ってリアシートを撤去し荷室を拡張することにしました。
今後もし3人目が乗れないという場面がきたら彼の有名なセリフを言うことになるのでしょうか。
「悪いな○○、この車は2人乗りなんだ」
現在の車検証には乗車定員「4人」と書いてありますが、リアシートを撤去するなら乗車定員「2人」に構造変更する必要があります。
車検のときだけリアシートを元に戻すという人もいるようですが、2年に1度とはいえ面倒くさいし、車検証の記載内容と現況が一致しないとマズいですよ。
事故や違反その他で止められたときに車内を見られて、「リアシートないね、ちょっと車検証見せて」と言われたらアウト。整備不良で切符を切られます。
車検非対応のうるさいマフラーや違法改造を車検のときだけ元に戻すとか大嫌いです。ズルはダメだよ。
純正状態では車検証の「型式指定番号」と「類別区分番号」に記載がありますが、リアシートを撤去して乗車定員を変更するとここが空欄になります。
外した部品を元に戻して再度4人乗りに構造変更したとしてもこの空欄は戻らないので、何をやったのか素性の分からない車になってしまい、リセールバリュー(買取価格、下取り価格)は落ちるでしょう。
ジムニーの場合は綺麗に乗って高く売るというよりは、乗り潰す人が多そうなので気にすることはないと思います。
もし手放すことがあったとしても改造が当たり前のジムニーですから、ジムニー専門店なら車の状態を見てしっかり査定してくれそうという期待はしています。
リアシートを撤去したJB23Wジムニーは、軽自動車検査協会の事務所・支所の見解によって4ナンバーの小型貨物扱いになるところもあれば乗用のままで良いところもあるようです。
私のところは前者でしたが、リアゲート周りに小加工を施して乗用で車検を受けることにしました。
貨物扱いにされないためには、80cm×60cmの物が間口から入らないようにする必要がありました。
これには、つっかえ棒をつけて間口を狭めるかリアゲート自体を開かなくしてしまう方法がとられることが多いようです。
私の車はそのどちらでもありませんが、整備士さんがアイデアと技術で使いづらくならないように上手くやってくれました。
これで車検に合格して2人乗りの乗用車になりました。
リアシート(座面・背もたれ)とリアシートベルトを外すと15.4kgの軽量化になり、走り始めてすぐにリアが跳ねるような軽さを感じました。
それと発進時の加速中、いままでなら次のギアにシフトアップしていたところでもう一押し伸びる感じもあります。
A/Tタイヤに交換したときもそうでしたが、重量の増減というのは割と体感できるようです。
今回のリアシート撤去はA/Tタイヤの重量増を相殺したといって良いかもしれません。
リアシートを撤去してラゲッジスペースの容量が増えたものの、底面がデコボコなのでこのままでは使いづらくて仕方ありません。何しろ平らなところが一つもありません。
今後はここをフラットにする予定です。
なぜ小型軽貨物車登録を避けたのかというと、1年毎の車検になってしまうと思っていたからなのですが、後から調べて小型軽貨物でも軽自動車は2年で良いのだと知りました。
完全に知識不足で「貨物=毎年車検で面倒!」という思い込みでした。
2年毎の車検で良いなら何のデメリットもなく、後述の任意保険料から見ても私の場合は小型軽貨物車で良かったことになり、乗用車登録のためのリアゲート周りの加工工賃は必要なかったようです。
細かく言えば小型軽貨物車登録の場合、4ナンバーのナンバープレート代1,500円程度(地域差があるようです)や書類作成代などもかかってきたとは思いますが、いずれにしても大した金額ではないので激しく後悔しているかというと、まあ良いかといったところです。もしかしたら次回の車検時に4ナンバーにするかもしれません。
税金と法定費用を見てみると、自動車税は貨物の方が安いですが、2年毎の車検にかかる自賠責保険は乗用の方が安く、合わせると貨物の方が年間4,020円安くなるようです。
(誤りがあればコメントかコンタクトフォームからご指摘ください。)
【自動車税】乗用車10,800円/年、貨物5,000円/年
【自賠責保険(2021年度4月1日以降)】:軽乗用車20,310/25か月、小型貨物(自家用)23,870/25か月
【重量税】:同額
【印紙代】:同額
あとは任意保険ですが、これは等級や運転者年齢条件、走行距離、補償内容によって大きく変わると思います。
私が自分の契約している保険会社で見積りをとったところ、4ナンバーにしても違いはありませんでした。
軽貨物登録で安くなる4,020円と任意保険料の兼ね合いで決めることになりそうです。
画像は5年間の推移を表したスマホアプリのグラフです。星印はタイヤ交換やオイル交換などの印です。
まず夏と冬の差ですが、私の居住地が積雪地域・寒冷地域なので冬は暖気運転(「暖機」ではない)をするためです。暖かい地域の方からは無駄なアイドリングに見えるかもしれませんが、視界の確保など必要なことをしています。
この車が納車されたのは真冬で路面は圧雪・アイスバーン。初めての四輪駆動を試すのにもってこいの路面状態でした。それまでFF車にしか乗ったことがなかったので、多少のスリップをものともせず4輪でグイグイ走るのに浮かれていたら燃費は8〜9km/L台になってしまい、これを2冬続けました。
エコ運転を心がければ4WDにしたからといってここまで極端に悪くなることはなかったはずです。
その後、燃費を意識し出してからはどうしても必要な時しか4WDにしないようにしました。4WDは確かに良く走るのですが、止まる能力は2WDも4WDも同じ。むしろ止まれない速度で走れてしまう4WDの方が危険なんじゃないかと思います。
路面状況にかかわらず乱暴な操作でも走れてしまう4WDよりも、丁寧なアクセルとクラッチ操作でないと滑ってしまうFRの2WDの方が路面状況に敏感になり安全運転にも繋がります。
赤信号からの坂道発進など、ちょっとモタついて後続に迷惑が掛かりそうなときは意地を張らずに4WDにしています。そんな2WD4WDの使い分けと、早めのアクセルオフのエンジンブレーキとフューエルカット効果で冬でも13〜14km/L位です。
ここまで冬のことばかり書いてきましたが、夏はレジャーで遠出することが多いので17km/L台は当たり前、最高は18.34km/Lと、20km/Lにも届きそうな程です。カタログスペックが14.8km/Lなのでなかなか良いんじゃないでしょうか。
]]>今までは夏5000km冬5000km程度の走行距離だったので、夏タイヤと冬タイヤの履き替えのタイミングで昨シーズンのフロントを今シーズンのリアにというふうに入れ替えれば丁度良いローテーションになっていました。
渓流釣りに凝りだしてからは夏の走行距離がこれまでの3倍弱にもなり、未舗装路もかなり走るのでタイヤの摩耗が激しく、気がつくと後輪だけ使用限界になっていました。
長年季節毎の交換しかしていなかったのでシーズン中のローテーションなんてすっかり忘れてしまっていました。前輪はまだ使えそうだったので、きちんとローテーションさせていればもう1シーズンで4輪を使い切れたのにもったいことをしてしまいました。
そんな訳で新しいタイヤを買うことになりました。予定外の痛い出費です。
未舗装路を走ることが多くなると純正のH/Tタイヤで滑るのを感じていました。
そこでA/TタイヤかM/Tタイヤのどちらかということになるのですが、未舗装路の走行が増えたとはいえ日常使いは舗装路なので、積極的に泥遊びするのでなければM/Tタイヤじゃなくても良いだろうということでA/Tタイヤ、DUNLOP GRANDTREK AT3 175/80R16にしました。
パターンがH/Tタイヤと比べてゴツゴツしているので乗り心地が変わるのかと思ったら、ロードノイズも少なく拍子抜けするほど変化なしでした。
ただ、乗り心地は変わりませんでしたがタイヤ1本につき1kg弱の重量増なので鈍感な私でも重さは感じました。バネ下重量1kgの増加はバネ上の4kg~15kgに相当するらしいです。
給油の度に記録を記録を付けているので、タイヤ交換前と後の平均値を比較したところ1.3%悪化という結果でした。
毎回同じ走り方ではないので正確なテストになっていませんが、この程度なら誤差といっても良いのではないでしょうか。
しかし重量増は間違いないので自動車メーカーの正確な燃費試験にかければもっと違ってくるはずです。
実際に未舗装路を走ってみると、H/Tタイヤでは力が逃げているような場面でもA/Tタイヤではタイヤが回転した分ちゃんと前に進んでいる感覚がありました。
タイヤの性能を試したかった訳でもないのに意図せず泥濘地に入ってしまいましたが無事に脱出できました。運が良かっただけかも知れません。泥濘はA/Tタイヤの領分ではないので無理をせず、どのコースを通ればよいのか判断する力を養わなければと思いました。
]]>テールランプユニットは2本のネジを外して手前に引っ張ると外れます。
上のカプラーがウィンカー、下がテール/ストップランプです。
カプラーを反時計回りに回すと外れるのでバルブを交換して元通りに取り付けるだけです。
注意点は、バルブを触るときは手袋などをしてガラスに触らないことです。バルブに手の脂などがつくと、汚れた部分が高温になりガラスが破損する原因になります。私はティシュで掴んで取り付けました。作業は簡単で5分も掛かりませんでした。
新車で買って1年ちょっとで切れてしまったテールランプ、どうせなら長寿命なLEDテールランプが欲しかったのですが、価格が高くて手が出ませんでした。そんなにすぐ切れるとは思いませんが、1個215円のバルブが1年後にまた切れるとして、LEDテールランプが約2万円なので元を取るのに100年かかってしまう計算です。
とりあえず安い方でいいや。金に余裕ができたら買おう…と思っているものが沢山あるのでいつまでも買えないかも。
作り方はとても簡単。エタノール(アルコール)と水を2:1で混ぜるだけです。
エタノールといってもドラッグストアで売っている消毒用エタノールはアルコール濃度が80%程度(無水エタノールは99.5%)なので厳密にその比率で良いかわかりませんが、とりあえず作ってみて調整すれば良いと思います。
ドラッグストアに行くと違いがよくわからない2種類の消毒用エタノールがあます。
メーカーのFAQによると、写真左の「消毒用エタノール」は飲用される酒類と同様に酒税相当額が課税されていて、右の「消毒用エタノールIP」はイソプロパノールを3.7vol%添加することにより、飲用不可能となり免税された安価なエタノールとのことでした。さらに「消毒用エタノールIPA」(イソプロパノール、イソプロピルアルコール)という物もありますが、こちらは脱脂作用が強く車の塗装を痛めるそうなので使わない方がいいようです。
購入したエタノールスプレーをそのまま使う場合は気にしなくても良いですが、100均などで別な容器を購入する場合、素材によっては溶けるものがあるので注意が必要です。
100均などで入手しやすいスプレーボトルの素材には次のようなものがあります。
この中で、エタノール(アルコール)に耐性があるのはPE(ポリエチレン)とPP(ポリプロピレン)です。
細かくいえばPVC(ポリ塩化ビニール)には軟質PVCと硬質PVCがあり軟質は溶けますが硬質は耐性があります。購入時には軟質硬質の表記はありませんから触って柔らかいのが軟質、固いのが硬質だと思いますが判断に迷うなら避けた方が無難です。PET(ポリエチレンテレフタレート)も対応・非対応があり、高濃度アルコールでは溶けるものがあるようです。
以上から、
エタノール(アルコール)にはPE(ポリエチレン)かPP(ポリプロピレン)
と覚えておけば間違いありません。
指定オイルが5W-30とは知りつつも、値段につられ前回と同じ980円の10W-30。
冬には5W-30にしようと思っています。
フィルターはちょっと良いものにしてみました。
PIAA ツインパワーオイルフィルター Z11です。
頻繁に替えるなら安物でもいいのですが何となく。
以前からゴミを買うことに違和感を感じていたので廃油処理箱を買うのはやめてトイレットペーパーとレジ袋で代用しました。トイレットペーパーなら余らせても本来の使い方をするだけなので全く無駄がありません。しかも低コスト。シングル60mを3ロール使用して約66円です。
トイレットペーパーはロールのままだと吸い込みが悪そうなので引き出してふんわりさせ、破れに備えて二重にしたレジ袋に入れました。
レジ袋はドレンボルトの真下にもっていく時に地面を滑らせると穴が空いてしまうのでバットに乗せました。
あとの作業は前回同様なので割愛しますが、アストロプロダクツのカップ型オイルフィルターレンチはフィルターから外れなくなることがあって使いづらかったです。KTCのようなしっかりしたものなら違うのかもしれませんが。
こっちがおすすめです。
]]>175/80R16
前輪160kPa(1.6kgf/c㎡)
後輪180kPa(1.8kgf/c㎡)
リムサイズ:スチールホイール16×5J アルミホイール16×5.5JJ・16×5.5J
インセット:22mm
PCD:139.7mm
100N·m(1020kgf·cm)
純正ナット:19HEX M12 X P1.25
運転席:450mm
助手席:400mm
リア:300mm
スズキエクスターF SL 5W-30
オイル交換時:2.8L
オイル・フィルター同時交換時:3.0L
49N・m{500kgf・cm}
NGK:LKR7BI8
DENSO:IXU22HPR
ギャップ:0.7~0.8mm
ウォッシャー液タンク容量:1.5L
バッテリー:55B24R
自分でオイル交換をすることにしました。
安いオイルを早めに替える作戦で、選んだオイルはホームセンターで980円の安物。
ドレンパッキン200円。
オイルフィルターレンチ(65mm)330円。
オイルを買ったホームセンターにも売っていましたが1200円もしたので、アストロプロダクツで買いました。
オイルフィルター340円。
写真を撮り忘れた廃油処理箱は260円。
ブルーシートか何かを敷いて寝転べばドレンボルトもオイルフィルターもすぐに見つけられます。
何の下調べもせずに車の下に潜りましたが作業は30分とかからずに終了しました。
17mmのレンチと65mmのオイルフィルターレンチさえあればすぐにできちゃいます。
オイルフィルターレンチはこっちの方が使いやすいです。
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