タイヤローテションの必要性
今までは夏5000km冬5000km程度の走行距離だったので、夏タイヤと冬タイヤの履き替えのタイミングで昨シーズンのフロントを今シーズンのリアにというふうに入れ替えれば丁度良いローテーションになっていました。
渓流釣りに凝りだしてからは夏の走行距離がこれまでの3倍弱にもなり、未舗装路もかなり走るのでタイヤの摩耗が激しく、気がつくと後輪だけ使用限界になっていました。
長年季節毎の交換しかしていなかったのでシーズン中のローテーションなんてすっかり忘れてしまっていました。前輪はまだ使えそうだったので、きちんとローテーションさせていればもう1シーズンで4輪を使い切れたのにもったいことをしてしまいました。
そんな訳で新しいタイヤを買うことになりました。予定外の痛い出費です。
A/TタイヤかM/Tタイヤか
未舗装路を走ることが多くなると純正のH/Tタイヤで滑るのを感じていました。
そこでA/TタイヤかM/Tタイヤのどちらかということになるのですが、未舗装路の走行が増えたとはいえ日常使いは舗装路なので、積極的に泥遊びするのでなければM/Tタイヤじゃなくても良いだろうということでA/Tタイヤ、DUNLOP GRANDTREK AT3 175/80R16にしました。
A/Tタイヤでも乗り心地は変わらない
パターンがH/Tタイヤと比べてゴツゴツしているので乗り心地が変わるのかと思ったら、ロードノイズも少なく拍子抜けするほど変化なしでした。
ただ、乗り心地は変わりませんでしたがタイヤ1本につき1kg弱の重量増なので鈍感な私でも重さは感じました。バネ下重量1kgの増加はバネ上の4kg~15kgに相当するらしいです。
燃費に変化はあるか
給油の度に記録を記録を付けているので、タイヤ交換前と後の平均値を比較したところ1.3%悪化という結果でした。
毎回同じ走り方ではないので正確なテストになっていませんが、この程度なら誤差といっても良いのではないでしょうか。
しかし重量増は間違いないので自動車メーカーの正確な燃費試験にかければもっと違ってくるはずです。
未舗装路ではグリップ力を体感
実際に未舗装路を走ってみると、H/Tタイヤでは力が逃げているような場面でもA/Tタイヤではタイヤが回転した分ちゃんと前に進んでいる感覚がありました。
マッド性能について
タイヤの性能を試したかった訳でもないのに意図せず泥濘地に入ってしまいましたが無事に脱出できました。運が良かっただけかも知れません。泥濘はA/Tタイヤの領分ではないので無理をせず、どのコースを通ればよいのか判断する力を養わなければと思いました。
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