外遊びナイフ考

Morakniv Classic 2F(モーラナイフ クラシック2F)

私の初めてのナイフは30数年前に北欧旅行のお土産としてもらったモーラナイフでした。現行モデルでいうと「Morakniv Classic 2F(モーラナイフ クラシック2F)」になると思いますが私のはハンドルがもっと鮮やかな赤色でした。手入れが面倒な炭素鋼のナイフですが気に入っていたので面倒でも黒錆加工をしたり時々研いだりと結構まめに手入れしていました。以来ずっと使っていたのですが数年前に海で釣りをしているときにテトラポッドの隙間に落としてしまいました。長年使っていただけにかなりショックでした。今頃は海底で朽ちていると思います。
アウトドアでは使わずに自宅用のペーパーナイフとして買い直そうかなと思ったりしています。

CUDEMAN BUSHCRAFTER(クードマン ブッシュクラフター)

釣りやキャンプでナイフなしというわけにはいかないので代わりを探します。モーラナイフ クラシックは少し華奢だと感じており頑丈なヤツが欲しかったので「CUDEMAN BUSHCRAFTER(クードマン ブッシュクラフター)」を買いました。以前はタングの種類も知りませんでしたがいつの間にかキャンプブームになりナイフの情報を目にすることが多くなるとフルタングが良いなと思いました。刃厚も厚いと薪割りができるらしい。バトニングなんていう言葉は知らずにモーラナイフでも無理のない程度にやってはいましたが。

ブレードはN690coというステンレス鋼の一種。モーラナイフが炭素鋼で錆びやすく手入れが面倒だったのでステンレス鋼から選びました。
ブレード長:約114mm
ブレード厚:約4.6mm

薪割り

フルタングの刃厚4.6mmで実際にやってみると面白いほど簡単に割れます。でも実際のところ薪割りってあまりやる必要がないんですよね。現地調達なら細い枝はいくらでも落ちていますから。(薪を買うと焚き付け用の小割りも入っているのでしょうか。なければ作る必要がありますね。)

料理

フィッシングナイフとして売られているものは刃厚が2mm程度です。海で釣った魚を捌いてみましたが刃厚が4.6mmということで使いづらかったですがこのナイフでも無理ということはないでしょう。私が魚を捌き慣れていないということの方が大きいと思います。
野菜はというと、タマネギに刃を入れてみると薪割りのように割れてしまいました。柔らかい食材なら良いですが根菜のような堅めのものは切る前に割れてしまいます。
私は調理をメインにしていないので全く気になりません。いざというときにバトニングのようなハードな使い方ができる安心感、フルタングとハンドルの間の赤いライナーも気に入っています。

重量約238g

そんなクードマン ブッシュクラフターですが、登山を始めたら重さが気になるようになりました。本革シースと自作のランヤードまで含めると400gにもなります。ランヤードの重さは微々たるものですからシースだけで約160gです。ナイフは裸で持ち歩くことはないので実質このナイフは400gだと言っていいと思います。登山で400gの重量増は大きいです。
そもそも登山にナイフは必要ないという人もいるようですが、私はどんな山でも必ずビバークの装備をしているのでナイフもそれに含まれます。しかし野営釣行とは違い、ビバーク「しなければならなくなった」ときの備えであり、絶対に使う道具ではないのだから釣行と山行で使い分けるためにもっと小さくて軽いナイフを買うことにしました。この重たいナイフを持って30回ほど登山してようやく気付きました。
ちなみにこのシース、本革で質も良く気に入っているのですが、革が伸びて緩くなりホックを開けなくても強く引っ張るとすっぽ抜けるようになってしまいました。これでは危ないので下の写真のようにランヤードを引っかけて落下対策をしています。

MARBLE’S MR564

山行用はフォールディングナイフにしました。折りたたみは肥後守とビクトリノックスのマルチツールしか使ったことがありませんでしたがこれらはロックできなくて怖かったのでロック機構が付いているものを値段と見た目で選びました。
MARBLE’S(マーブルス)はアメリカの老舗メーカーですが現在は低価格のMade in Chinaメーカーとなっているようです。
重量76g(ケース込みだと123g)はクードマン ブッシュクラフターの3分の1以下です。プラスチックのハンドルが安っぽさを感じさせますが実際に安いので文句はありません。ハンドルの窪みに指が収まりが意外にフィット感が良い。先端が細くなっているのはクリップポイントというらしく魚を締めるのに良いかもしれない。

そのままだと切れ味がイマイチでしたが研いだら良くなりました。硬度など鋼材の詳細な記載がなかったのでどれくらいもつか分かりませんが、安物でも一度研いで手を掛けると不思議と愛着が出るものですね。

鋼材はステンレス鋼と記載されていました。
ブレード長:約97mm
ブレード厚:約2.7mm

G・SAKAI PREPPY(Gサカイ プレッピー)

上記のMARBLE’Sで重さは文句なしですがまだ大きいと感じたのでもうひとまわり小さなものをと見つけたのがG・SAKAI PREPPY(Gサカイ プレッピー)です。
重さはたったの17.8g。ブレードは50mmあれば何とかなるでしょう。バックロック機構も安心。
ハンドルはカーボンファイバー。よくあるカーボン調の型押しとかカーボン調のシールではなく本物のカーボン。表面がツルツルなので状況によっては滑るかもしれない。

ブレード鋼: VG-10
ブレード長:53mm
ブレード厚:2mm

使い分けは

CUDEMAN BUSHCRAFTER:重量が気にならないオートキャンプ・サバイバル寄りの行動時
MARBLE’S MR564:日帰りの軽い釣行
G・SAKAI PREPPY:山行
遊び方次第で変わるかもしれませんが、いまのところこんなふうに使い分けています。

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