【自作よりお手軽】安価なボビンホルダーを使える道具に仕上げる

フライフィッシングを始めるとやはり自分でタイイングしたくなってしまいます。タイイングバイスに次ぐ必須ツールのボビンホルダーは単純な作りなので自作派も多く、ネット検索すれば多数の作例が見られます。
私も自作しようと思っていたところ店頭で400円程度の物を見つけたので購入してみました。安物は巻いている最中にスレッドが切れるというレビューも目にしていましたが、某社のセラミックボビンホルダーを購入することを考えれば安い物です。自作するにしても数百円はかかるでしょうし仕上がりは(私の技術では)貧乏くさくなるのは目に見えているのでこれが使い物になるなら儲けものです。

やはり使い物にならない

購入したのは「ANGLE 8487/サムボビンホルダー」です。メーカーのウェブサイトを見てみると、

アングルで取り扱っておりますサンライズ社の製品のパッケージには、「ANGLE」、「AXISCO」のロゴが表示されています。

とのことで「8487 サンライズ サムボビン」と同等品のようです。
早速使ってみましたが、テンションをかけて巻いていくとすぐにプチッと切れてしまいました。噂どおりの品質です。

切れる原因はここしかない

スレッドが触れるパーツは1つだけなので中がどうなっているのかと適当な紙をこよりにして通してみると汚れが付いて出てきました。臭いをかいでみると金属臭がします。原因はここの仕上げのマズさでしょう。

チューブの中をきれいにする道具

スレッドが通るチューブの中を磨くために使用したのはタコ糸とコンパウンド。
3本が撚り合わさったタコ糸は太くて通らないので1本ずつにバラしました。1本では細くて内壁に触れないので結び目を作ってちょうど良い太さに調整しました。結び目は5つほど作りました。

コンパウンドは中細と極細、液体コンパウンドの極細と超極細を使用しました。

磨いて仕上げる

バイスの柱にコンパウンドを塗ったタコ糸を固定してボビンホルダーを往復させ、チューブの内壁を磨きます。作業しているうちに結び目が締まってスカスカになるので、8の字結びにするなどしっかりと内壁を擦る太さになるように調整しました。

最初は汚れと磨きクズで真っ黒になりましたが段々と薄くなってきました。これを中細から超極細まで繰り返します。

満足いく仕上がり

超極細で仕上げるとチューブの出口はツルピカになり、スレッドを通して強引なほどグリグリしましたが切れることはありませんでした。
家にある道具と簡単な作業で実用になるのですから、自作の手間を考えると安価なボビンホルダーを購入して自分で仕上げるというのも良い方法なのではないでしょうか。
どこの家庭にもタコ糸でなくても裁縫糸くらいはあるでしょうし、なくても100均で簡単に手に入ります。
コンパウンドを持っていない人は購入しなければならずボビンホルダーが買える値段になってしまいますが、車やバイクの傷取りや塗装の仕上げなどに使えるので今回このために購入してもDIY好きなら持っていても無駄にはならないと思います。色々な物を鏡面仕上げにすると気持ちいいですよ。

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