ウェストベルトのバックルが割れてしまった
ミレーのサースフェー30+5を1年ほど前に購入し、ほぼ毎週のように釣りや登山に使用していました。
先日、荷物を入れてバックルを閉じウェストベルトをギュッと締めたらバックルが割れてしまいました。この二日前にも使用しておりその間に壊れるようなことはしていません。出掛ける前の自宅でのことでしたから替わりのバックパックを用意することができましたが、登山口でいざ出発というときだったら最悪でした。
ウェストベルトのバックルは踏んづけて割ってしまう人が多いみたいですが私はそこのところは気を付けていたので部品の強度不足による自然故障だと思います。ミレーの保証規定でいうところの”素材や製造上の欠陥に基づく不良”なのではないでしょうか。
別のバッグの修理に使ったシートゥサミットのフィールドリペアバックルが良かったので今回もそれに交換しようと思いましたが、保証期間内の自然故障なのに自分で金を掛けて直すこともないだろうとミレーに修理に出しました。
無料では直せない
ミレーの返答は無料では直せないとのこと。購入店経由の修理依頼なのでミレーと直接話していないのですが、踏んで割ったんだと思われたのでしょうか。踏んでいないし車のドアにも夾んでいませんがやっていないことの証明って難しいですよね。
ゴネればなんとかなりそうな気もしたのですが面倒くさいし、修理してもらったとしてもどうせまたすぐに割れるバックルを付けてくるのだろうから修理は要らないからそのまま送り返してくれと答えました。
後日、未修理で返送されたものを引き取りに購入店に行きました。担当者の方に聞いてみると樹脂部品は紫外線で劣化したりするから有料修理になると言っていたそうです。なんだそれ。保証規定に樹脂部品の品質は保証しませんって書いておけばいいのに。
バックルの修理はシートゥサミットがおすすめ
そんなこんなでシートゥサミット(SEA TO SUMMIT)のフィールドリペアバックルに交換することにしました。シートゥサミットはフィールドリペアバックルのほかにもコンプレッションドライサックや小物をいくつか使用しており割と信用しているメーカーなので、ミレーに不信感を抱きながら使うよりは良いでしょう。
通常、メスのバックルはベルトに縫い付けられているので、新しいバックルに交換する時は一度ベルトの縫製を解いて縫い直さなければなりませんが、このフィールドリペアバックルはスクリューを外して差し込むのでベルトの縫製そのままで交換することができます。
今回の修理だけでなくフィールドで壊れたときのためにバックパックの小物ポケットにもう1セット常備しておいても良いと思います。
上記は15mm幅ですが他に20mm, 25mm, 38mm, 50mmと、オス側もスクリューになっている2Pinタイプもあるので間違わないように注意が必要です。
次回のバックパック選びは…
ミレーは良いものを作り続けてきた老舗なのですから信頼している人も多いと思いますが今回のようなことがあるとミレーってどうなのって思ってしまいます。
とはいえバックパックを1つ使っただけで判断するのは早計でしょうから次に購入する際もミレーは除外せずに総合的に判断したいものですが、他メーカーと比べてさほど違いがないのならミレーは選びにくくなるかもしれません。
【追記】結局ミレーを買ってしまった
雪山で大型バックパックが必要になり、取り急ぎフリマサイトでオスプレーを購入して使用していました。本来なら店頭でフィッティングしてみるべきだったのですが、背面長が明記されていたしその背面長も調節可能なモデルだったので合わない訳がないということで購入しました。優劣ではないのですがミレーとはまた違った様々な工夫がありフィッティングも良く、オスプレーいいじゃんと思いました。
ただ、実際に長時間の山行をしてみると肩が凝るので初めのうちは雪山の重い装備に慣れていないせいだと思っていました。その後も背面長やショルダーストラップの微調整などをしながら使ってきましたが、ウエストに荷重がかからないのかショルダーストラップが合わないのかわかりませんがどうにも具合がよくありません。オスプレーの背負い心地が最高だという人もいますが私には合わなかったようなので買い替えることにしました。
さて、どのメーカーにしようか。店頭でフィッティングしたときに良いと思っても実際に長時間の山行となると話は別ということになってしまうなら、今まで不満なく使ってきた実積のあるミレーにしようということになり、同じくサースフェーシリーズの60+20を購入しました。
ミレーさん、批判的な記事を書いてしまってごめんなさい。でもやっぱりバックルは不安なので予備を持っておこうと思います。
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