適当で大丈夫!|アルミクッカーで焚き火炊飯

炊飯前の浸水

炊飯前に最低30分は米を水に浸けましょうなんて言われますから一応やっておきます。野営地に着いて一段落したらテントを張る前とか薪を拾いに行く前とかにやると良いと思います。雨の設営だったりバタバタしているとたまに忘れることもありますが忘れたからといって炊けないことはありません。

水の量

浸水完了後は水の量を米の高さの1.2倍くらいを目安に適当に調節して強火でガンガン炊き、吹きこぼれ始めたら薪を崩すなりクッカーをずらすなりして弱火にします。

時間は計らなくてもいい

弱火でしばらく待つとグツグツいっていた吹きこぼれが落ち着きます。12〜15分位といわれているようですが、薪のくべ加減や風によって火力も変わってくるでしょうから適当で良いんじゃないでしょうか。キャンプに来てまでスマホのタイマーなんか使いたくありません。革手袋をはめてクッカーを触ってみると振動で中の様子がわかるかもしれませんしわからないかもしれません。

蓋を取ってもいい

焦がしたり芯が残った米を食べたくなければ赤子泣いても蓋取るなは無視していいです。確かに圧力は抜けてしまい最高の炊きあがりにはならないでしょうが、そんな事を気にする人は前の工程まででもっとちゃんとしているでしょうし、それ以前にこんな記事は読んでいないでしょう。

グツグツが収まると今度は米が焦げ始めるパチパチという音が聞こえてきてそこから1分くらいで火からあげると言われていますが、川原の野営では水の流れる音がするのでそんな微かなパチパチは聞こえません。耳を近づけて聞こうとすると髪の毛が焼けちゃいますよ。焦がすのが心配ならちょっと蓋を開けて試食してみましょう。このとき水分が少ないのに全然炊けてないようなときは浸水時間か水加減か火加減の何かが悪かったのでしょう。このまま火に掛けていると焦げてしまうのでここで水を追加することもあります。そうこうしているうちに「まぁいっか」な感じに炊きあがります。

多少は焦げてもいい

適当なのに不思議と焦がしたことはありませんが、焦げたとしてもおこげが好きな人もいますし、焼きおにぎりと思えば食べられないこともないと思います。カマドで炊いていた昔の人だってたまには失敗していたはずです。
炊飯していること自体を忘れて放置すると炭化して完全にアウトですが、流石にそこまでのうっかりさんはいないでしょう。

おわりに

食にこだわりのある人には全くおすすめできないこんな適当な炊飯ですが、回を重ねるごとに不安なく安定して炊けるようになってきました。
こんな方法で良いのなら焚き火炊飯の敷居はぐっと下がるのではないでしょうか。練習次第で上手くなれそうなので究極の炊飯を目指してみるのいいかもしれませんね。

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