夜の運転では灰皿が見づらいので一工夫します。
シガーソケットに挿すLEDライトを灰皿に向けて設置する案もありましたが、インパネはすっきりさせておきたいので却下し、純正の灰皿を加工してLEDライトを埋め込み、灰皿の開閉で点灯/消灯するようにしました。
用意したのは「エーモン1588開閉連動スイッチ(※)」と「エーモン1807ワンポイントLED」です。前者は磁石で電源をON/OFFさせるもので、今回の用途にはもってこい。
開閉する箇所といえば、グローブボックスの照明にも使えそうです。
(※)製品コード1588の開閉連動スイッチは生産中止になり、現在は製品コード3229の新しいものになっているようです。
インパネの金属部品を加工する
灰皿を引き抜いたところにある上側の金属を外して青丸の位置に穴を開け、ここからLEDが照射されるようにします。
取り付けてしまえば見えなくなるところなので、位置決めなどせずにいきなり電動ドリルで開けました。
この穴から外側に向けてLEDを取り付けるのですが、基板がむき出しなのでショートしないように念のため絶縁テープを貼り付けました。
取付にはホットボンドを使いましたが、動かすところではないので走行の振動で外れなければ接着剤でもテープでも何でも良いと思います。
表から見るとこんな具合。
灰皿も加工が必要
灰皿本体の方は、フタの赤く塗った部分が光を遮ってしまうので切り取りました。
後で気付いたのですが、LEDの照射を妨げる中央部だけを切り取って両端を残せば良かったのに、全部切ってしまったので灰皿の脱着がしづらくなってしまいました。そのうち中古パーツでも買ってやり直そうかな。
スイッチを接続し灰皿に磁石を取り付ける
LEDと開閉連動スイッチを接続したインパネ側のパーツを車に取り付け、スイッチのマイナスをアースに接続しました。プラスはACCに接続してしまいましたが、よく考えると昼間は必要ないのだから電源はイルミからとればよかったです。
灰皿を閉め忘れることはそうそうないので良しとしましょう。直すの面倒だし。
スイッチ(画像の赤枠)をインパネ側に固定し、灰皿に磁石(同黄枠)を取り付けて下から撮影しました。
灰皿が引き出されて矢印方向に磁石が離れるとスイッチが入りLEDが点灯します。
ぼんやり光るくらいで十分だったのですが結構明るいです。
購入したLEDが2個入りだったので2個とも使ってしまいましたが、1個で十分でした。
今回使った開閉連動スイッチは、メーカー・車種を問わずアイデア次第でかなり使えると思います。
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