LOGOS ロゴスの薪ばさみを修理【追記あり】

LOGOS ロゴスの薪ばさみのカシメが緩んできた

ロゴスが特別好きというわけではありませんが、薪ばさみは安くてまぁまぁ良い感じだったので愛用しています。しかし、しばらく使っているとアマゾンのレビューでも多数報告さてれいるとおりカシメが緩み先端のかみ合わせがズレるようになったので修理しました。

ボルトかリベットか

初めはボルト&ナットでやってみたのですが、どうしても緩んできてしまいます。ロックタイトのねじロックを使うのが手っ取り早いのですが、化学の力を使うのはズルい気がしたので元どおりカシメることにしました。ちなみに、ボルト&ナット&ねじロックでワッシャーなしの場合、ボルトはM6×15がちょうど良いです。
スプリングワッシャーやノルトロックワッシャーなどを入れる場合はM6×20が良いと思います。ただし、回転する部分に緩み止めのワッシャーを入れる意味があるのでしょうか。仮に緩み止めの部品が100%の仕事をするのだとしたら動かなくなるのでは?と思ってしまいました。工学とか力学とかの知識が皆無なのでその辺は全く分かりませんが何か違う気がしてしまいました。そんなこんなでリベットを打つことにします。

使用したのは「大里 メタルドライブリベット 6X15 CN-044」で確か200円くらい。
古いリベットをペンチかドリルかヤスリか何かでゴリゴリして外します。面倒なのはそれだけ。

一撃で直った

ハンマーで一撃すると反対側の脚が開いて固定されました。

これで終わりでも良いのですが、拡がった脚が尖っているので衣類などに引っ掛かるのを防止するためにホットメルトでカバーしておきました。鉄工ヤスリで角を落とすのも良いと思います。
ホットメルトは熱で溶けるものですが、焚き火台に突っ込んだままになどにしなければこの位置までは熱くならないので大丈夫でしょう。

薪ばさみ(火ばさみ、炭ばさみ)の種類

以前はV字式の(トングのような)ものを使っていましたが、重い薪には不向きですしバネで勝手に開くのも却って使いづらかったのでハサミ式を使うようになりました。
ハサミ式はてこの原理で力をかけやすく重い薪を安定して掴めるのでおすすめです。
後から知ったのですが、テオゴニアのファイヤープレーストングというのが人気らしいですね。
ローズウッドのハンドルがカッコイイので先に知っていたらこっちを買っていたかもしれませんが、流行に乗りたくないので敢えてロゴスにしていた気もします。1500円程安いですし、前述のカシメの不具合も自分で工夫して直せば道具を育てる楽しみもあります。
ハンドルはねじれば外せるので、自分の好きな木材や鹿の角になんかにするのも良いかもしれません。

【追記】やっぱり緩んできた

アルミのリベットで修理しましたが、アルミという素材の柔らかさのためか数回の使用で緩んでしまい、再度修理することになりました。もしこの記事を見て同じ修理をした方がいたら申し訳ないことです。

もう面倒くさいので当初避けていたねじロックでガッチリ固めてしまおうと思ったのですが、ホームセンターのネジ売り場に行ったら面白そうなナットを見つけたのでそれを使うことにしました。

ハードロックナット

ロゴスの薪ばさみをハードロックナットで修理

ゆるみ止め界のトップブランドだそうです。
一見すると普通のダブルナットのようですが、オス・メスの中心軸が異なるため締め付けるとクサビ効果が発生し強力なロック効果を発揮するとのことです。

まだ実際のキャンプでは使っていませんが、その場で数十回カチカチやってみても緩むことはありませんでした。なぜまだ使っていないかというと…

本当に薪ばさみが必要か?

最近のキャンプでは薪ばさみを持ってきているのに使わなくなってしまいました。
焚き火をするときは革手袋をしているのでちょっと動かすくらいなら手でやってしまいます。特に耐熱グローブというわけではありませんが全然熱くないです。少し炎が大きくなって手を出すには躊躇するくらいになっている場合は次にくべる薪やそこらに落ちている枝を使うので、薪ばさみの出番がなくなってしまいました。

焚き火の目的が大きな炎を上げてキャンプファイヤーを楽しむというなら別ですが、私はソロキャンプの小さな焚き火台で炊飯と湯沸かしと軽い調理くらいなので手の方が手っ取り早いです。購入当初はいちいち薪ばさみを使っていましたが必要ないことがわかってきました。

そういうわけで、今後のキャンプでは車に積んでいてもサイトまで持って行かないので、今回の修理後のレビューはいつになるかわかりません。

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